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メトロプロパティーズ設立に至るまで 2/2

メトロプロパティーズ設立に至るまで 2/2

人は何を求め何が足りないのか

担当者たちは連日駅に立ち、乗降人員や属性、周辺地域の調査等、足を棒にして歩き回った。表参道駅を利用するお客様は周辺の住民、OL、サラリーマン、そして表参道を訪れる方々。中でも、核となるお客様は「表参道を拠点に行動する女性とそのパートナー」であった。駅周辺はブランドショップが立ち並び、個性的な店舗も多い。平日・休日を問わず駅直上の銀行前で待ち合わせするカップルの姿も目立った。「この人たちは何を求め、何がこの街に足りないのか」根拠が明らかになるまで、ひたすら自問自答を繰り返す日々が続く。

見えてきた表参道の潜在ニーズ

度重なる調査と分析の末、表参道駅に不可欠ともいえる2つの潜在ニーズが浮き彫りとなった。1つめは「もっと美しくなりたい」と願う【時間満喫型】の女性のニーズである。駅周辺には、アパレルをはじめとする高級ブランドショップが建ち並び、女性が楽しく心地よく過ごせる空間が広がっている。駅を行き交う女性もまた、身なりにとても気を遣い、一人ひとりが確固たるスタイルを持ちファッションを楽しんでいる。そんな女性に満足していただける美の空間や、フードコートやカフェといった一人でもゆっくりできる店舗が改札の外にも必要であった。
2つめは「時間を有効活用したい」と願う乗り換え客のニーズである。表参道駅には主要駅と繋がる複数の路線が乗り入れ、乗り換え客も多い。人が歩く速度が速いことも明らかとなった。大きなショップ以外にも、例えば改札内には急用を満たすコンビニや、だれでも気軽に立ち寄れるカフェやデリといった空間を設置すべきであるという、潜在的なニーズが次第に見えてきた。

見えてきた表参道の潜在ニーズ

コンセプトに基づいた新業態の開発

「Echika表参道」(※1)としてオープンすべく、2つの潜在ニーズから設定した店舗開発コンセプト『BREEZE OF OMOTESANDO~表参道の風~』(表参道の街が持つ洗礼された雰囲気、美しい景観をパリのシャンゼリゼ通りをイメージとして取り入れ、明るく透明感あふれる快適な駅空間の創造)を基に、これまでにないゾーン計画や新業態の開発に着手した。その「新しい駅チカ」の代表となるのは、フードコート広場の「マルシェ・ドゥ・メトロ」や「OMO KINOKUNIYA」をはじめとするゾーンやショップ新業態、また「エスパスボーテ~美のゾーン~」の開発である。

マルシェ・ドゥ・メトロ

駅チカにフランスのマルシェ(市場)の日常風景を再現した、本場"フランスの美味しさ"が楽しめるフードコートとして開発を行った。
日本初上陸(※2)のベーカリーやビストロ料理、デパ地下のようなスイーツショップなど9つのショップが複合したフードコートは「Echika表参道」の象徴的な存在。元々は駅の事務所であった。

マルシェ・ドゥ・メトロ
OMO KINOKUNIYA

青山・紀ノ国屋が駅チカに初出店(※2)した、世界中から集めたハイクオリティの商品やプライベートブランドを充実させたワンランク上のコンビニ。表参道駅への出店のために、プロジェクト担当者からプランニングや商品の企画など店舗づくりをトータル提案し、新たにブランドを立ち上げた。

OMO KINOKUNIYA
エスパス・ボーテ~美のゾーン~

オシャレに敏感な女性に満足していただけるサービス・商品を揃えた店舗を設置。「駅チカ」という場所が「クイック」や「気軽さ」をテーマにしながらもクオリティの高いサービス・商品を提供するために出店企業から集まった女性だけの専門チームが検討に検討を重ね、女性のために快適で楽しい空間を創り上げた。

エスパス・ボーテ~美のゾーン~

次への新たな一歩

今振り返ると、現在では当たり前のように多くのお客様に利用して頂いているフードコート広場「マルシェ・ドゥ・メトロ」も、元々は駅の事務所であり、テナントの出店に当たっては「こんなところにお客様は来ないし、今でもだれも通路を通ってないよ」そういった否定的な社内意見も多かった。また、沿道や商店会の理解を得るために奔走した。 そんな中、通常のテナントとディベロッパーの垣根を越え積極的にまた直接話し合い、幾度にもおよぶ議論を重ね、また関係各所との調整・連携の結果、計画から約3年の歳月をかけ、新たなゾーンやショップが誕生し、平成17年12月2日「Echika表参道」はオープンした。
自分達の創造が試されるとき、駅が大きく変わったことのお客様の驚きと笑顔が自分達の目に飛び込んできた。まだ失敗や修正点も多々ある。ただ、次へつなげられる新たな一歩を踏み出せたことは確かであった。メトロプロパティーズは、こうしてできあがったEchika表参道の運営管理強化と、その他の駅の開発を加速させるために設立された会社である。
メトロプロパティーズの根幹にある「もっと多くのお客様に笑顔を創り、見とどけていただきたい」という想いは、Echika池袋やEsola池袋といった、その後の駅開発にも脈々と受け継がれている。

※1 「駅」と「地下」がひとつとなって「エチカ」。お客様にとって「E(いい)」「chika(地下)」であるとともに、「Excellent(エクセレント)」で「Exciting(エキサイティング)」な地下という意味が込められている。
※2 平成17年12月2日時点

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